
長い間会社勤めをしている人間が急に働かなくて良くなったと言ってもこれはこれでまた困る。要するにする事がないと言うか何をしたらいいのかわからなくなるからだ。
決まった時間に起きて決まった時間に会社に行き、決まった時間に帰ってくる。こんな生活を何十年もやっているとそのパターンが体に染みついて、急に違う事をしようとしてもなかなか体がついて行かない。そんな経験はないだろうか。
特に定年退職したシニアにはよくある事だろう。用事もないのに決まった時間に家を出てみたり、する事がないので近くの公園で時間をつぶして世間の退社時間時に家に帰ってくるとか。
そうなればもう完全なワークホリックが染みついていると言っても過言ではない。
そんな人間がいざ退職したからと言って家で何が出来るのか。それこそ何もする事がなくてただただ時間を持て余し、ワイフからは逆に邪魔だと小言を言われる。
まったくもって困ったものだ。
はっきりとした目標があるとか、やりたい趣味に没頭出来ると言うのならまだ救われるのだが、そう言うものがないと実に精神的に不安定になる。
かく言う私も初めはこれでのんびりした人生が過ごせると喜んでいたのだが、それが何日も続くと何となく逆に落ち着かなくなった。
何かする事が欲しい。まったくもって本当に困ったものだ。
そう言う時は友達を作るかサークルか何かに参加する。またはコミュニテーの活動に参加するのも良いだろう。
そうでなければさっきも言ったように続けられる趣味を見つける事だ。それが老後を上手く生きるコツだろう。
何もしないでいるとそれこそボケてしまう。
幸いにして私の場合は孫の世話があった。孫達は近くに住みまだ七つと五つだ。両親が共働きなので我々夫婦で孫達の学校の送り迎えをしてる。
こちらは自家用車がないと生活出来ない国なので。
そして両親の仕事が終わるまで我が家で預かってベビーシッターをしている。だから時間が潰せる。面倒と言えば面倒だが同時にこちらも助かってると言えるだろう。
それ以外の時間、私は朝夕二回、各1時間から1時間半ほど散歩をしている。勿論これは健康の為だ。
そして最近は週に3日、コミュニティー内のごみ拾いを始めた。一種の奉仕活動だ。こう言う物は自我を満足させてくれる。
本当なら生涯学習だと思ってる武道に没頭すればいいのだが、5年前に起こった自動車事故で体に支障が出て今はそれも満足に出来ない。だから何か代用品がいる。
ともかく自分から何ややる事、やれる事を見つける。それが老後を上手く生きるコツだろう。
今回はこんな写真にしてみた。

ではまた。
ごきげんよう。
